VMware系エンジニアがAWSについて学習してみた(1)【きっかけ編】

AWS

VMware系エンジニアがAWSについて学習してみた(1)【きっかけ編】

まえがき

突然ではありますが、AWS クラウドプラクティショナー認定資格の学習を始めました。

元々Dell Technologiesのテクニカルインストラクターでありながら、物理サーバー、ストレージ、ネットワーク及び仮想化技術をメインとする業務なので、“パブリッククラウド”は通常私の業務範囲外です。

業務内容をこなす上では全く知らなくても支障はありませんし、昇給査定などの観点から見ても、今の私の職責からすると優先度は高く無いかもしれません。そんな私がどうしてAWSを学ぶのか?という視点で記事をお読みいただけると幸いです。(加えて、自分の業務に今はクラウドはそんなに重要ではない、という方も是非自分に重ねて考えてもらえればと思います)

きっかけ

次の点が、”私がなぜAmazon Web Servicesを学びだしたのか”という理由です。

  1. VMware Cloud on AWS(以下VMC on AWS)サービスの開始
  2. Amazonという巨大企業を支えているインフラの技術を知りたい
  3. オンプレミスについては自社製品を通じて、ある程度学び終えたと感じている

やはりVMware Cloud on AWSのスタートはとても大きなニュースでした。
https://aws.amazon.com/jp/vmware/

また、講義の中で“ハイブリッドクラウド”を語るスライドがあるものの、オンプレミスに偏った知識だけで講義を進めるよりも、両方に対して一定の理解を持った方がより講義の内容を充実させることが出来ると考えました。(1つ目と3つ目の動機)

また、Amazonと言えばGAFA(Google, Amazon, Facebook, Apple)に含まれる巨大企業、元々はネットで書籍を販売する事業から現在の事業形態にまで成長をしています。


インフラの形成を始め、ビジネスにおいても顧客を中心に考えるという姿勢が貫かれています。こちらはAmazonのCEO ジェフ・ベゾスがビジネスを始めるにあたり書いたとされるメモです。

ITインフラストラクチャにおいて、このユーザーを中心としたサービスや機能展開がどのようなものかを見てみたい、というのが2つ目の動機です。

私の基礎知識

  • AWSのアカウントは持っている
  • EC2でLinux仮想マシンを設定し、オンプレミスからSSHで接続をしたことがある
  • S3ストレージにデータを置いて活用している(本ブログの画像はS3に配置したものを利用しています)

このような感じで、全くの素人レベルでは無いと思いますが、メジャー中のメジャー機能の簡単な操作は出来るが、AWSの概要については何も語れないという何とも微妙なレベルです。

こうした経験を得るに至ったのは、以下のようにAWSから提供されている無料利用枠を活用出来たことにあります。一定のサービスについては、既定の期間無償でこれらを体験することが出来ます。aws.amazon.com

学習対象

私は上記のようにちょっとAWSをかじった事がある初心者です。
また業務上私の職責上これを学ぶ機会は現時点では存在しません。社会人デビュー以降3ヶ月に1つのペースで認定資格を取得してきて、それをマイルストーンにしてきた習慣があるので、取り敢えず初級編のものを探していた所、”AWS クラウドプラクティショナー“に出会いました。aws.amazon.com

まずは、“AWSとは何なのか?”という概要理解を抽象的なゴールとしていた私として、これを取得することは具体的なゴールになると感じ、今回この認定資格の取得に取り組みました。以降このシリーズでは、次のことを紹介していきたいと思います。

  • AWS 認定クラウドプラクティショナーの勉強方法及び合格までの道筋
    (この記事を書いているこの段階では既に本試験に合格しています)
  • AWSが提供する各種サービスの紹介
    (特にVMware製品など、他の製品と比較などもしていこうと思います)

今回はきっかけ編という事で以上となります。次回以降より技術や学習面について触れていこうと思います。

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