Ruby vSphere Consoleの使い方(vsan.disks_info編)

(本検証実行時のvCenter Serverのバージョンは6.5.0、ビルドは4602587です)

vsan.disks_infoの出力情報についての紹介です。

今回は3台とも同じ出力でしたので、そのうちの1台の出力のみをキャプチャしました。

 

esx-03a.corp.localでのコマンド実行結果

f:id:instructor8010:20170626213031p:plain

コマンド出力からは、3つのディスクがvmkernelによって認識されていることが伺えます。各ディスクをランタイム名で見た場合は次の通りです。

mpx.vmhba0:C0:T1:L0 – SSD/2GB/vSANに不参加/複数のパーティションが存在する状況

mpx.vmhba1:C0:T0:L0SSD/5GB/vSANに参加済み/ディスクフォーマットはv3

mpx.vmhba1:C0:T1:L0SSD/40GB/vSANに参加済み/ディスクフォーマットはv3

 

これをvSphere Web Clientで見た場合は次の通りです。

f:id:instructor8010:20170626213710p:plain

つまり、このコマンドでは、単体のホストにマウントされているストレージデバイスの中でも、”disk”に該当するデバイスのみを表示し、vSANの要素として組み込まれているか否かを見るというコマンドだと理解出来ます。

実際に各ディスクの利用状況やステータスまでは表示がないため、ホストが物理的なレベルで、認識しているデバイスを確認する趣旨で使えるコマンドだと言えます。

 

以上です。

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