前回はInboxドライバーとAsyncドライバーの違いについて紹介でした。
今回は肝心のドライバーインストールについて紹介です。
一般的にドライバーインストールといえば、OSネイティブドライバー以外を使うことを意味するケースがメインだと思いますので、今回はAsyncドライバーをベースにこれを紹介します。
まず既存のKBがあるかを見ていくと次のものがありますね。
How to download and install async drivers in ESXi 5.x/6.x (2005205)
この記事では”一般的なドライバー適用までの流れ”と”各ドライバーパッケージ及び更新手法ごとの手順紹介”の2つが挙げられています。
特に見落としてはいけないのは、ファームウェアとドライバーの世代互換性です。
この点についてはVMware Compatibility Guideから、どのドライバーバージョンとファームウェアバージョンが互換性があるかを検索出来ます。
このように、vSphereの世代、例としてIOコントローラーのベンダー、Asyncドライバーであることを入力すればOKです。
今回はvSphere 6.5 Update 1で利用可能な、Dellが提供するIOコントローラーで、Asyncドライバーが提供されているものを探してみます。
特定の製品の情報を知りたい場合は、検索窓に製品の名前を入れるとより良いでしょう。
こちらは検索結果の出力です。
今回はBCM 5720の情報を見てみたいと思います、Model列にある製品名をクリックします。
このページでは、VMwareにて互換性が確認された製品及びその動作条件が検索可能です。
基本的にはドライバーとファームウェアの組み合わせの紹介ですが、それ以外にも製品によっては特定のKB参照を促すためのリンクがある場合などがあります。
また、Asyncドライバーの入手リンクもこちらにはありますので、お使い頂くことが多いと思います。
今回は以上です。是非今後のドライバー更新の際に参考にしてみてください。
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