【VMware認定資格】VCAPへの道【VCAP6.5-DCV Deploy Section 2対策編】

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【VMware認定資格】VCAPへの道【VCAP6.5-DCV Deploy Section 2対策編】

まえがき

本記事は、VMware認定資格 VCAP-Deployの試験対策記事です。(対象vSphere バージョンは6.5)
本記事は、記事投稿者が当該試験を受験前に自己学習のまとめとして掲載しているものですので、記事作成時点では投稿者は試験で実際に問われる設問を一切把握しておりません。

記事の内容は、当該試験の公式出題範囲から出題される可能性が高そうなものを独自に予測したものですので、その点をご留意の上お読みいただけますと幸いです。

なお、本記事の親記事はこちらですので、他のSectionについても同様の情報を参照されたい場合は以下のリンクも是非ご覧ください。

【VMware認定資格】VCAPへの道【VCAP6.5-DCV Deploy 対策編】

ストレージ LUNのマスキングと解除

本来であれば、LUNをホストにアクセスさせるか否かはゾーニングやACL制御で行うことが主流だと言えますが、ESXi自体に対してこの設定を入れることも出います。(esxcliを利用します)

なお、レガシーなvSphereのバージョンでは、あるLUNのパスが一時的な利用不可に陥るだけで、そのLUNとは無関係な仮想マシンが停止するという問題があったようです。
ホストのいずれかの LUN が全パス ダウン (APD) 状態になると仮想マシンが応答を停止する (1016626)

この問題に対応するためのKBがこちらです。
MASK_PATH プラグインを使用した ESX および ESXi からの LUN のマスク (1009449)

LUNマスキング

VMware HOL上にてLUN “vmhba65:C0:T0:L12″をマスキングしてみました。
LUNのマスキングは、”ルール”によって制御されており、1つ目のコマンドにてLUNマスキング用のルールを110番として作成しています。
2つ目のコマンドでは、そのルールをカーネルに読み込ませます。

この段階ではまだLUNは表示されたままです。ここからデバイスに対してルールを関連付けます。
ここまでを行い、LUN12が表示から消えた事が確認出来ました。

LUNマスキングの解除

今度はマスキングの解除です。LUNの表示がない!というトラブルも私も現場経験でありますが、これには様々な原因があります。ファイバーチャネルストレージではゾーニング設定の誤りなどが代表的な原因です。

ESXi内部に、不要なルールを構成してしまった、という場合もあり得るでしょう。そこで今回はルールの削除及び適用を実戦してみましょう。

まずは現在のLUNマスキングルールの存在を確認してみましょう。

各行の左から2列目にある数字は、それぞれのルールの識別番号であり、今回のルールは110というが割り振られています。これを削除して、その削除情報を適用するというアクションが必要だと言えます。

下図では4つのコマンドを利用して、マスキングを解除しました。結果としてLUN12が再度出現しています。

1番目のコマンドでは、マスキングルール110番を削除しています。
2番目のコマンドでは、ルールの削除をESXiに適用しています。
3番目のコマンドでは、新規のルールを対象のLUNに関連付けています。
4番目のコマンドでは、上記で関連付けたルールの有効化をしています。

claimruleというオプションと、claimingというオプションの2つが登場しますので、そこが注意点です。

ストレージ パスポリシーの変更(Fixed/MRU/Round Robin)

ストレージ パスポリシーはESXiはデフォルトで3種類を持っています。

  • Fixed(固定)
  • Most Recently Use(最近の使用)
  • Round Robin(ラウンドロビン)

パス選択ポリシーの設定(VMware Docs)

本パスポリシーについては、ベンダーにて指定がある場合はそれに従い設定を行います。

今回のポイントは、各種ストレージ毎にベンダーによってベストプラクティスが用意されており、その中で最適なパス選択ポリシーが紹介されていることが殆どです。ですので実環境でも同じようにベンダーのガイドを参照するようにしましょう。

本題のパス選択ポリシーの設定箇所は、”構成”→”ストレージ デバイス”に入り、設定を編集したいデバイスを選択し、画面右下の編集ボタンをクリックします。(画面解像度によってはスクロールが必要です)

次のように、新規の画面がポップアップされ、プルダウン式でポリシーを選択します。
OKをクリック後、設定が反映します。

iSCSI ストレージ ターゲットのマウント手順及びスキャン手順

iSCSI ストレージの場合、iSCSI イニシエーターからiSCSI ターゲットに接続をするための設定が必要です。
通常イニシエーターもターゲットも両者ともに通信用にIPアドレスを持ちます。

つまり、iSCSIイニシエーターに対して、通信対象となるターゲットのIPアドレスを登録する、というイメージです。操作自体は、AddボタンをクリックすることでターゲットIPを登録する画面が表示されますので、事前にストレージ側で定義されているターゲットIPをこちらで入力をします。(図内参照)

アドレス登録後、通信対象となるストレージに接続が出来ると、図内の右側の1/2/2となっている箇所のように対象ストレージ内のデバイス情報が数字でカウントアップされたように表示されます。

データストア クラスターの構成(準備中)

ストレージ IO コントロールの有効化と設定

本機能は、遅延に基づいたストレージのIO優先度調整機能であり、データストア単位で有効または無効として設定を行います。(デフォルトは無効)

有効化した場合、ESXiは遅延の監視を開始します。これにより遅延過多に陥った状況のデータストアに対して、仮想マシン毎に定義されている”シェア”と”IOPS”に基づいてIO優先度を調整します。各仮想マシン毎のこれらの値は、以下の箇所で確認が可能です。

設定変更自体は”仮想マシンの編集”から実行可能です。試しにシェア値を変更してみました(1000→2000)

結果、次のように表示が変化しました。(1:1:1の割合から、2:1:1に割合が変化しました)

更に検証で、仮想マシン”linux-micro-01a”に対して2つ目の仮想ハードディスクを追加しました。結果として、シェア値及び割合は次のように変化しました。仮想マシンレベルでのシェア値は、搭載されている仮想ハードディスクの各シェア値の合計として表示されることが確認出来ました。

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