トレーニング内でも、立ち話的にもよく”vSphere上での文字数の制限”について質問を受けます。私自身、いつも次のようなソースを紹介することが多いので、備忘録という視点で今回は本記事を掲載します。
各記事のキャプチャ内には、対象となるvSphereのバージョンなどもありますので、
そちらも合わせてご確認下さい。
【特殊文字】
Troubleshooting issues with VMs or datastore names containing special characters (2046088)
要約:特殊文字は使わないように、との事。
例えば、%, &, *, $, #, @, !, \, /, :, *, ?, “, <, >, |, ;, ‘に代表されるようなもの。
利用する文字の種類は”RFC952″に準ずる必要がある。これは私が個人的に聞いた話ですが、2018年2月時点でリリースれているvSphere 6.5もこれに準拠されているようで、
本KBのWebページ自体は5.5までが対応に見えますが、将来的に直近のバージョンも追加されるとの事です。
【文字数制限】
要約:vCenter Server 5.0以降では仮想マシン名の文字数上限は80文字である。
それ以前は仮想マシン名の文字数上限は32文字である。
要約:レガシーなバージョンのvSphereでは、FQDNは255文字以下、ホスト名は31文字以内であることとされている。
【文字コード】
VMware vCenter Server 6.5 Update 1 リリース ノート
要約:文字コードとしては、ASCIIに属する文字入力をするようにしましょう。
加えまして、将来的に新しくリリースされるvSphereなどの製品に対しては、それに該当するリリースノートを参照下さい。
また今後情報を見つけましたら更新をしようかと思います。