【Windows 10/11】Windows版 個人向けMicrosoft Defender for individualsの使い方

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【Windows 10/11】Windows版 個人向けMicrosoft Defender for individualsの使い方

前回の記事の続きです。

lab8010.com

Microsoft 365を契約後Windows 10でMicrosoft Defenderを起動して使い方を確認してみました。

Microsoft Defender 使用のためにMicrosoft 365を契約する

今回は、初めてMicrosoft 365を契約する方向けの手順も兼ねて紹介します。
また、この手順紹介では新規にMicrosoftアカウントを作成する流れで解説をしますが、既存のアカウントでMicrosoft 365を契約する場合はアカウントの作成は不要です。

なお、本手順以外にMicrosoftのホームページからもMicrosoft 365の契約は可能です。

新規のMicrosoft アカウントを作る(既存アカウントを使う方は不要なステップ)

  1. Microsoft Defenderを起動し、別のアカウントでサインインする。
  2. サインインをクリックします。
  3. 別のアカウントを使用する内のMicrosoftアカウントをクリックします。
  4. 作成をクリックします。
  5. 新しいメール アドレスを取得をクリックします。
  6. 作りたいメールアドレスを入力して、次へをクリックします。
  7. パスワードを決定して、次へをクリックします。
  8. 名前を入力して次へをクリックします。
  9. 生年月日を入力して次へをクリックします。
  10. OKをクリックします。
  11. サインイン完了を待ちます。
  12. アカウント作成が完了して、Microsoft Defender内でMicrosot 365の契約を促す画面が表示される。

Microsoft 365 Personalを契約する

  1. 上記画面でプランを表示をクリックすると、次のページに遷移する。Nextをクリックします。
  2. Microsoft 365 Personalの決済に使用するクレジットカードかデビットカードの情報を入力する。

    なお、今回は私は”Revolut”というiOSやAndroidで使用可能な決済アプリの仮想クレジットカードの番号を指定しました。(チャージが必要なのですが、チャージ残高0円でもこの登録は進めました)
  3. 決済情報を入力します。画面をスクロールダウン後次へをクリックします。
  4. 決済情報が保存されます、Start trial, pay laterをクリックします。
  5. Microsoft 365の契約が完了しました。
  6. Microsoft Defender上の画面を確認すると、画面下部にあったボタンが消えました。
    このまま10秒程度待つと、Microsoft Defenderが起動しました。

Microsoft Defender 起動後の様子

Top画面の様子

上記作業を終えて、Microsoft Defenderの表示が次のように変化しました。
Dellのノートパソコンを使用しているため以下のように表示されました。ダッシュボードに移動します。

ダッシュボード

見た目はシンプル、本デバイス自体については中央の”このデバイス”、Microsoftアカウントに紐づく他のデバイスについて表示したい場合は”すべてのデバイスを保護する”から確認するようです。

デバイスの詳細

デバイスについてのスキャン結果や保護状態を表示してくれます。

画面の右下にあるWindows セキュリティで管理するをクリックすると、Windows 10標準のセキュリティページが起動します。

セキュリティ履歴

上図下から2つ目のセキュリティ履歴の様子です。特に現在セキュリティに対する脅威は無い状態です。

デバイスの追加

ダッシュボード画面内の右側にあったデバイスの追加をクリック後の様子

ここではMicrosoft Defenderのダウンロード用URLの送付やQRコード表示をするための画面です。他のセキュリティ製品とは異なり、エージェントソフトを配布したりではないので、こちらの画面もシンプルです。

セキュリティ スキャンの実施方法

ここまでの画面の様子をご覧になって、お気づきになった方もいるでしょう。

あれ、このソフトウェアって、情報表示主体なツール?

この記事は、Microsoft Defender for Individual発表から2日目ですので、今後UIの変更は機能追加は恐らくあるのだろうと思います。

本題ですが、セキュリティ スキャンについてはWindows セキュリティのページ内から実行するようです。

こちらの図では、Windows Defenderインストール前に完了していた結果が表示されています。
スキャン日時とスキャンしたファイル数がほぼ同数です。

Microsoft Defenderインストール完了後に、Windows セキュリティでスキャンを再実行しました。
スキャン日時が10:48 PM、ファイルスキャン数も変化しました。

この結果からWindows セキュリティのスキャン結果がMicrosoft Defenderと連動しているとわかります。

使ってみた感想

リリースしたばかりという事で、これからに期待という感じが第1印象でした。

逆に他社のセキュリティ ソフトウェアと比べると、セーフティブラウジング機能やパスワード保護機能などがこの機能に搭載されているわけでないので、比較そのものが難しいですね。(Microsoftの場合はパスワード保護はWindows HelloやブラウジングについてはMicrosoft Familyで提供しています。)

なお、このMicrosoft Family Safety、よく見ると”日本と中国ではアプリ版は使用不可”です。
我が家の場合はiPadを息子に渡しているので、ぜひこれを使いたいのですが早く日本で使えることを楽しみにしています。

また、上記の使い方結果と前回のMicrosoft社のエンドポイント保護の優秀さからも、Windows標準のセキュリティ スキャンは定期的にかけて損はないなというのもありますね。

既にMicrosoft 365 Personalの利用者の方は、追加料金無しでインストールが出来るので入れておくとよいでしょう。

 

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