VMware Education Partner Day 2019参加レポート

VMware

今年も昨年に引き続きVMware教育本部様よりお招き頂き、Partner Dayに参加をして参りました。

改めて、VMwareが考える教育のあり方について

時間の経過とともに技術革新は常に起こっており、それをうまく活用してビジネスの成功につなげていくには、技術以外にも”人材”と”プロセス”の発展が必要だと言えます。

Getting People, Processes and Technology Ready for Network Virtualization

VMwareでは、このPeopleに対する部分をトレーニングという形でサポートしており、そのビジネスをドライブしているのがVMware Education Servicesだと言えます。

VMware Education Servicesでは、自社での教育部隊に加え、ベンダーや教育ビジネスを提供するパートナーが一丸となって技術トレーニングを提供しています。このPartner Dayでは、これらのベンダーやパートナーに向けた今後のVMwareビジネスから見る次の1年の教育の方向性のシェアや、教育の提供手法についての最新トレンドの共有、これに加え懇親会パーティーが例年開催されています。

VMware Education Partner Day:第1部セッション

こちらは会場入口の様子、毎年こうした会にお招き頂ける事は一人のインストラクターとしてはとてもモチベーションがあがるなぁ、と感じています。

第1部セッションでは、技術面や認定資格についてのアップデートの紹介がありました。
(内容については写真撮影などはNGでしたので私の文面にてお楽しみください)

技術面では、下図のVirtual Cloud Networkについてのセッションがとても印象的でした。
https://www.vmware.com/jp/solutions/virtual-cloud-network.html
VMwareが提供するネットワーク製品としてVMware NSXが有名ですが、現在ではVelo Cloud Networks(SD-WAN)やクラウド(VMC on AWS)など、ネットワークを制御する、ネットワーク上にあるデータセンターなどもポートフォリオとして増えてきました。

http://www.velocloud.com/

これまでは如何にして自社内のデータセンターをSoftware Defined Data Centerに変換していくか、というビジネスモデルであったVMware社が、今度は世界中を接続して、自社インフラの境界線を超えて、インフラを構築していく、という方向性の話を伺いました。

こうしたモデルが必要になってきたのもクラウドの一般化により、企業で取り扱うデータ自体が必ずしも社内インフラ内のストレージにあるとは限らない事(クラウド上に保存されている)や、働き方改革により自宅から企業ネットワークにアクセスする勤務形態の登場に基づくものです。

企業が取り扱う情報のトラフィックが、WAN上に流れる事が当たり前になってくるこの時代に、WANに対しても制御を行える仕組み、WANを経由して特定組織を接続出来る仕組みが必要になってきています。その上で今後は”仮想マシン”インフラを支えるVMwareというよりも、”仮想ネットワーク”を提供するVMwareという側面が感じられた、というのが感想です。

VMware Education Partner Day:第2部セッション

第1部を終えた後、懇親会が例年通り開催されました。今年もパーティー兼表彰式です。

今年で3度目の本Partner Dayですが、今回はなんとVMware社より”VMware Certified Instructor Special Award”ということで、受賞致しました。

(VMware Japan 上級執行役員副社長 山中氏とVMware Japan教育本部長西井氏との1枚)

受賞の理由としては、本Dell EMCのライセンスビジネスに対する支援及びVCIとしての登壇に加え、vExpertとしてのブログ活動による技術情報ほ配信です。

ブログも、もう3年目に入ろうかというタイミングで17万アクセス以上を獲得出来たのも、読者の皆様からの”いつも読んでるよ”というお声のおかげです。今後も自分の知識ノートとしてはもちろん、仮想化が初めて、という方からベテランエンジニアの方まで楽しめる記事を配信し、VCIとしてもコースを提供していきます。

引き続き当ブログ並びに当方の提供コースやスピーチにご参加を頂ける皆様何卒よろしくお願い致します。来年もこの素晴らしい賞を受賞出来るよう、邁進していきます!

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